弥勒上生経宗要
紙本墨書 / 一巻
- 原本
- 翻刻
新羅の元暁(617〜686年)の著述。弥勒上生経をもとに弥勒思想の要義をまとめた解説書で、十門に分けて経の大意、宗致を論じ、弥勒三部経の内、上生経は中品の人のため、下生経、成仏経は下品の人のための説法であると述べている。巻末に「元慶二年七月十日定心院政所校了釈円敏」と奥書がある。
- 種別
- 国宝
- 時代
- 元慶2年(878)7月10日 円敏勘了奥書
- 法量
- 29.3×568.0cm
紙本墨書 / 一巻
新羅の元暁(617〜686年)の著述。弥勒上生経をもとに弥勒思想の要義をまとめた解説書で、十門に分けて経の大意、宗致を論じ、弥勒三部経の内、上生経は中品の人のため、下生経、成仏経は下品の人のための説法であると述べている。巻末に「元慶二年七月十日定心院政所校了釈円敏」と奥書がある。