最澄台州明州公験写・円珍台州公験請状

紙本墨書 / 一巻三通

  • [第1通]台州公験
  • [第1通]台州公験
  • [第3通]台州公験請状 円珍加筆
  • 原本
  • 翻刻
  • 原本
  • 翻刻
  • 原本
  • 翻刻

入唐求法にかけた円珍の用意周到さ

「最澄台州明州公験写」は、伝教大師最澄(767〜822年)が唐から帰国する貞元21年(805)に台州と明州の刺史から交付された2通の証明書(公験)の写し。円珍は入唐に当たって、祖師である最澄の先例を調べ、公験の写しを用意して唐に持って行った。

種別
国宝
時代
唐時代、[第1通]貞元21年(805)2月20日、[第2通]貞元21年(805)5月13日、[第3通]大中12年(858)閏2月
法量
29.6×454.0cm