重要文化財
                        三重塔
                    
                徳川家康寄進の仏塔
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慶長6年(1601)に徳川家康が三井寺に寄進した仏塔です。もとは奈良県吉野の比蘇寺(現在の世尊寺)の東塔で、豊臣秀吉が伏見城に移していたものを再び移建しました。初重の須弥壇には、元和9年(1623)に京都七条大仏師・康温の制作になる釈迦三尊像を安置します。
総高は約25メートル、三重とも縁に高欄をつけ、組物は伝統的な和様三手先ですが、二重と三重目の窓には珍しい菱格子が入っています。軒深く三重の釣り合もよく、相輪の水煙などに中世仏塔の風格を伝えています。
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 - 室町時代前期
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 - 三間三重塔婆 本瓦葺
 
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